この記事は公立はこだて未来大学 Advent Calendar 2022 Part2 の記事です。 昨日の記事はタコスさん(?)による「大学院には行くな!」でした。タコライス食べたくなりました。大学院進学について興味のある学部1から3年生の方は読むと参考になるかと思います。
導入
はじめまして、私は学部4年生になれなかった女です。タイトルのような、年下を誘惑するお姉さんではありません。代わりに妹に描いてもらった「後輩を惑わす留年お姉さん」のイラストをおいておきます。なんなら学校やめそうな勢いのお姉さんを描いてもらえました。 この記事では私がどのように留年し、どのように過ごし、どのようなことを考えたかを述べてます。あくまで私の場合なので、全てを参考にしないでください。いや、むしろ皆さんの参考にならないといいなと思います。みんな頑張って進級してください。
留年の経緯
簡潔に述べると必修科目のレポートの点数が足りていませんでした。レポートは1つ2つくらいやっていない問題があり、各演習についての考察なども書いていないといった状態でした。心優しい先生から再提出の機会をいただきましたが、なんとメールを見ておらずスルーし、その結果落単です。皆さん休みに入ってもメールはきちんと見ましょう。
休学について
どんな人が休学するか
まず、留年したら次年度に休学をするのか、しないのかの意思決定を行う必要があります。
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休学あり:単位数がある程度足りているならこちら。メリットは休学を行うと学費と時間が浮くこと。
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休学なし:単位数が大幅に足りていないのであれば、必修のないときでもできる限り単位を取りに行ったほうが、結果的には留年回数が少なく済むかもしれない。親とよく作戦を練ったほうが良い。
私は休学を選びました。休学しない友人もいたので、人それぞれです。
休学の事務手続き
必修のある前期か後期のみ登校し、残りの期では休学になります。
前期に休学するのであればその3月、後期なら8月までに休学届を出す必要があります。これには親の承諾と、休学理由、学科長と担任のサインが必要です。学科長と担任のについては事務から教えてもらえます。学科長と担任の先生はなぜ休学するのか、復学後の動きはどうなってるかなど軽く話をするだけです。私は5分ほどで終わりました。
復学届も必要ですが、これは大学から自宅に郵送で届くので特に心配ありません。郵送先は休学時に事務に聞かれます。
留年してなにしたのか
私がやっていたことを意図も添えて述べます。一例にすぎないです。
インターン
インターンはサイボウズのラボユース研究生として、学部3年次のプロジェクト学習でやっていたことの続きをやらせてもらいました。このインターンでは自分が持ち寄ったテーマで開発や研究を行えます。通年のインターンで、週に1回のミーティングがあります。留年して長い期間フリーになるので、長期のインターンに行って力をつけるしかないと思い応募しました。
基礎科目の勉強
上記のインターンにともなって、自分が専攻したい分野の基礎的なことの勉強をしました。基礎的な数学知識などの勉強は時間も労力もかかるので、なかなか簡単に取れるようなものでもありません。自分のやりたいことをよく考え、必要な知識を蓄えることは卒論にも役立つだろうと思い勉強しました。
ゲーム
ゲームたのしかったです。Terrariaにドハマりしました。神ゲーです。FPSも少しやりました。
周りの例
- ひたすらゲームと遊び。モラトリアムを謳歌する。
- インターンまみれ。お金のもらえるインターンに行きまくり毎日その仕事をする。
- 実家に撤収
やればよかったなと思うこと
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旅行 お金も時間もあるモラトリアムを謳歌すればよかった
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TOEIC さっさと取ればよかった
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車の免許 さっさと(ry
留年の振り返り
私は大学院に進学するか迷っていたり、単位数が少し少なかったりしていたので、結果的には留年してゆとりが生まれました。進路について考える余裕もできましたし、インターンにも行けました。親には感謝と謝罪をしました。
反省点を述べると、結局大学院試験への対策はできていないことです。好きな開発や研究(?)ばかりで嫌なことからは逃げてしまっています。留年中もきちんと前に進むのは、なかなかに自走力が必要だなぁなどと思いました。
お姉さんとの約束
十人十色の留年の仕方があるので、留年してどう過ごすのかは自由です。この記事に書いてあることは、後輩をたぶらかす多留のお姉さんの戯言だと思い、適切な心の距離を保ちながら参考にしてください。